健康診断内容で大きく変わる点は、従来の健診項目にはなかった「腹囲測定」が加わり、生活習慣病発症前の段階である メタボリックシンドロームに重点をおくことです。
今までの健康診断は「病気の早期発見・早期治療」を目的として行なわれてきましたが、これからの健康診断では、「生活習慣病を未然に防ぐ」ことを主な目的として行なわれます。
メタボリックシンドロームのベースとなっている内臓脂肪型肥満がある人の多くは、糖尿病・高血圧・脂質異常症等の複数の危険因子を併せ持っており、これらの危険因子が重なるほど心疾患や脳血管疾患を発症する危険が高まります。 しかし、生活習慣を見直し、内臓脂肪を減らすことで危険因子を改善することが出来ます。
生涯にわたっての健康を守るためには、予防が何よりも大切です。当クリニックでの健康診断・保健指導を みなさまの健康づくりにお役立てください。
特定健康診査
- ・身長・体重・BMI・腹囲・間診
- ・身体診察
- ・血圧
- ・尿検査(糖・蛋白)
- ・血液検査
- 脂質検査:LDLコレステロール・HDLコレステロール・中性脂肪
- 糖代謝検査:空腹時血糖又はHbAlc 注)食後3.5時間未満はHbAlc
肝機能検査:GOT・GPT・γ-GTP